11月松阪を完全優勝するなどまくりが冴える伊藤信が底力を見せよう。“トレーニングを変えたこと”がきっかけとなり、存在感は増す一方。今年の近畿地区スプリントを制しているように持っているスピードはケタ違いで、７車立てレースのここも狙いすました一撃を決める。中近連係で渡邊健が伊藤に続く。前期はＡ級落ちの渡邊だが、事故点の影響で、Ａ級での走りを見ても評価は下がらない。

　新鋭・坂井洋が伊藤に挑む。115期ナンバーワンは期待に違わぬ出世ぶりで、11月平塚ですでにＳ級優勝を果たしている。齋藤登志信、松坂英司と援軍も頼もしく、若手らしく堂々の先行勝負で押し切りを目指す。

　自在に攻める坂本修一も間隙突いての一発を秘める。