総力戦で挑む桐山敬太郎に本命期待する。１着が多かった昨年終盤に比べて近況は一息な感は否めないが、傑出者不在の混戦なら組み立てやすい。中団確保からの自力戦を基本に、レースの流れに沿って反応良く動いていければ勝てる相手だ。

　藤木裕－笠松信幸で組みそうな中近勢からも狙える。藤木は今期失格もあって正念場。競走得点よりは戦えている印象なので意地を見せたい。この藤木に乗って、笠松が鋭脚を伸ばす。４月武雄記念では二次予選Ｂを快勝と、笠松は脚に余裕がある。

　好不調の波は激しいが、飯野祐太の機動力を重視する手も。ウィナーズカップでも負け戦ながら２度の確定板入りしており、積極的に攻め切れれば好勝負。

　加倉正義は才迫開を目標か。