• 前橋競輪場GⅢナイター10/14〜10/17


L級3R4日制 シリーズ展望

快速・小林優香の独壇場

小林優香

小林優香

 小林優香が4日制ナイターの主役を務める。オリンピックが終わってガールズドリームレースからガールズ戦線に復帰してきた小林。そのドリームレースはさすがに準備不足で児玉碧の2着に終わったが、その後は9月久留米、別府を走ってともに完全Vと格の違いを見せ付けている。競技を続けていくのか、今後の方針はまだ決まっていないようだが、今は本業に力を入れており、年末のグランプリに出場し再び頂点に立つことを目指して高いモチベーションを保っている。今回の相手なら持っているスピードが違うだけに、タイミングを逃さない一撃を放って決着を付ける。

久米詩

久米詩

 小林を脅かすとすれば久米詩だろう。今期4Vは悪くない戦績だし、普通開催で苦戦したのは10月函館の勝ち上がりくらいと相変らず非常に高い安定感を誇っている。以前よりもレースの組み立ての幅も広がってきており、流れに柔軟に対応して最終的に小林とどこまで力勝負に持っていけるかは見ものだ。

 細田愛未は今期初戦の7月平でまくって完全優勝。この時の状態にまで持っていければ好勝負は必至だ。やはり自力基本の組み立てで好機にスパートなら面白い。当所も優勝こそないが、何度も走って好成績を残していて完全に手の内に入っているのも好材料となる。

 機動力ある土屋珠里、太田瑛美、西島叶子、成田可菜絵らの動向にも注目したいところ。土屋は8月西武園MN、10月奈良で優勝している。西武園は初手から奥井迪の後位という絶好位置を得ての結果だったが、奈良は逃げ切り。自力と位置を取っていくレースを上手く使い分けている印象がある。ダッシュを生かした自力勝負に徹して新人の中でも目立つ成績を残している太田の挑戦も楽しみ。

 位置取りで勝負する選手では奈良岡彩子、荒川ひかりが貫禄十分。川嶋百香も好調だ。

出場予定選手

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