爆発力満点の梅崎隆介
![梅崎隆介](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2022/37/20221222/3720221222-015654-167779.jpg)
梅崎隆介
![一丸尚伍](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2022/37/20221222/3720221222-015655-167780.jpg)
一丸尚伍
121期7人に、来期は1班に上がる栗本尚宗、菊谷信一の2人という頂上決戦。121期勢は来期もチャレンジなのでモチベーションも高いし、全員が3着以内を目指す中、本命に期待するのは梅崎隆介だ。8連勝して迎えた11月武雄の決勝はゴール前の不運なアクシデントがあって2着と特班を逃す悔しい結果だったが、続く12月向日町は再び完全Vと引き続き気力、体力ともに充実。一丸尚伍、甲斐俊祐の大分勢とは別で単騎の戦いが予想されるものの、梅崎には全くハンデにならない。これまでも後ろが一瞬で離れる強烈なスピードで圧勝するレースを連発してきただけに、ここもタイミングを逃がさない一撃でそろった強敵をねじ伏せて1着を奪うとみた。
一丸、甲斐の大分勢も期待が持てる。自転車中距離種目の第一人者から競輪選手へと転身を遂げた一丸は本格デビューして4V。甲斐には優勝した5月松戸ルーキーシリーズ決勝で前を任せていて、ここも番手戦か。小野俊之の弟子の甲斐が強い気持ちで風を切れば、一丸が再び結果を出して応える。
小西晴己、岸田剛にも魅力を感じる。ともに2場所連続完全優勝中で特班している可能性があるが、出走なら本命にも推せる存在だ。小西は掛かってしまえば鋭く伸びてくるので、まずは流れに乗っていっての勝負。ゴールデンキャッパー岸田は高いトップスピードが売りで逃げてもまくっても強い。菊谷を連れてラインの競走ができるのも強み。
室井もゴールデンキャッパーの一人。父親譲りのレースセンスも光るし、デビュー直後の落車負傷がなければ特班しておかしくない実力者だ。富も父親は一流選手。惜しくも11月広島での特班は逃しただけに、ここに懸ける思いは強い。栗本は新人相手に闘志マックスで臨む。総力戦で経験値の差を示すか。