• 京王閣競輪場GⅢナイター8/10〜8/13


L級3R4日制 シリーズ展望

迫力を増した吉村早耶香

吉村早耶香

吉村早耶香

 タテ脚を使えるクセ者が多くて波乱の要素も十分な4日間シリーズだ。本命には吉村早耶香を推す。ガールズケイリンフェスティバルでは児玉碧衣、山原さくら、柳原真緒らに力の差を見せ付けられたが、6月にあっせんが止まったにも関わらずそこまで今年は5V、準V3回の快進撃。落ち着いてレースで持ち前の機動力を的確に発揮できるようになった上に、妹の美有紀のデビュー、新設されたG1戦に出場して結果を出したいとモチベーションも高い。タイミングを逃さずに仕掛けて出て強敵をねじ伏せてしまおう。

 ペナルティーで地元グランプリの出場権を失い、あっせんも止まって今年のスタートが3月となった影響を引きずる尾崎。だが、昨年16V、賞金ランク5位の実力は侮れない。やるべき事をやって完全復活を目指す姿には注目だ。上位に仕掛けが早いタイプはいないので、先行策も視野に入れて勝負する。

 中野咲、藤田まりあ、岡本二菜、青木美保も自力自在戦でVを争う。いずれの選手も先行タイプではないので、まずはいかに有利な態勢を作れるかだが、中野、藤田、岡本は今年になってVがあり遜色が付け難い。ただ、レース運びのうまさでは中野がリード。石井寛子を破っら6月名古屋、鈴木美教を破った7月岸和田のVが光るし、豊富な練習量の裏付けがある安定感は信頼できるものだ。自分の型にハマらないとモロい面はあるが、一撃の破壊力で藤田は吉村、尾崎にも負けていない。岡本は2カ月休むアクシデントがあったが、7月高松MNでは準Vと復調気配。ホーム戦で誰よりも気合が入る。青木も総合力で3人と肩を並べる。

 7月大垣で初Vの又多風緑、差し脚好調な鈴木彩夏や比嘉真梨代も伏兵に止まらない。田中月菜、加藤舞、長澤彩にも注意。

尾崎睦

尾崎睦

出場予定選手

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