ラストを飾るのは児玉碧衣
![児玉碧衣](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/23/20240321/2320240321-015080-199809.jpg)
児玉碧衣
![坂口楓華](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/23/20240321/2320240321-015225-199810.jpg)
坂口楓華
ガールズGⅠ体系が整備されたことで、ガールズケイリンコレクションも発展的解消となり最終日24日の第9レースで行なわれるここがラストとなる。そのラストの覇者となる可能性が最も高いのは児玉碧衣だ。4月に地元の久留米で行なわれるオールガールズ(G1)の前哨戦とも位置付けられるレースだけにモチベーション高くVを獲って、最後の覇者として名前を刻みたい。2月は病欠したものの、1月は3場所オール完全優勝し、小林莉子、坂口楓華、吉川美穂、石井寛子と今回対戦する相手を次々に撃破しているように状態に問題なければ他とはまだまだ力の差がある。かなり久々でも相性抜群の走路でタイミングを逃さず自信を持ってスパートし、敵をまとめて一蹴する。
坂口と久米詩は昨年急成長したガールズ新興勢力を代表する存在だ。坂口はビッグでの経験値も増して自信を持って攻められるようになってさらに成長。今年は児玉に屈した1戦を除き勝ちっ放しだ。男子選手に見劣りしない上がりタイムを連発する豪脚で今度こそ児玉超えを果たすか。昨年の久米はコレクション、フェスティバルを制し、G1もパールカップで準V、オールガールズは決勝3着。ビッグでも臆せず自分の競走ができる勝負度胸とセンスは誰にも負けていない。先行策も含めて積極的に前々に攻めて結果を出す。
ビッグになると存在感を発揮するのが昨年の新人王の吉川だ。昨年はフェスティバル、オールガールズと準V2回。グランプリ出場も果たした。ナショナルチームでも活躍した選手でレース運びは卓越している。勝負所で機敏に攻めてV争いに加わってくる。
前人未到の600勝レーサーの石井も今年は絶好調。課題の調整が上手くいけば、流れに乗っていっての一発はあっていい。同期の山原さくらも好調で不安なく臨めそう。出切ってしまえば持ち前のパワーで押し切る。
久米を破って優勝した2月松阪MNの内容が良かった柳原真緒も好勝負必至。強烈な一撃を決めて復活宣言といくかも。