• 高知競輪場開設74周年記念よさこい賞争覇戦4/11〜4/14


ガールズ フレッシュクイーン シリーズ展望

畠山ひすいのパワー駆け

畠山ひすい

畠山ひすい

 今年のフレッシュクイーンは例年以上に脚力が拮抗していて大接戦。初手の位置取りや流れ次第で全員に優勝のチャンスがありそう。本命には実績と経験値を買って畠山ひすいを推す。昨年9月の落車で右手中指を骨折し、7月前橋MN、8月宇都宮と順調に優勝を重ねていった勢いは止まったが、11月の復帰後も崩れることがなかったのは底力だろう。そして3月松山MNでは13❶着と今年初V。すんなり番手に飛び付いた野口諭の追撃を振り切った予選1、展開に恵まれたが、地元の絶好調レーサー渡部遥の強襲を凌いだ決勝と力強い逃げは復調を実感させた。同型の竹野百香の存在はあっても徹底先行のスタイルを崩さずしっかり勝つ。

又多風緑

又多風緑

 又多風緑が同期のライバルを襲う。好不調の波が激しいが、3月名古屋では先行策に出た松井優佳を追う絶好の流れを生かして尾方真、中野咲を倒すV。自力基本に何でもできる強みを生かせれば怖い。

 好位を取り切るか、前のスピードを貰えれば河内桜雪、松本詩乃、藤原春陽の差しが決まるケースも。やはり松井の逃げに乗った12月小倉MNなど2回の優勝がある藤原の勝負強さは捨て難いし、まくり兼備のタテ脚が武器の松本も脅威だが、注目は上り調子の勢いがある河内だ。レースの中での的確な動き、差し脚の切れも増して1着が目立って増えてきている。

 124期のトップランナー竹野なら先輩期の5名らをまとめて倒せる。何度も踏み直せる強地脚を生かした先行力はデビュー当初から光っていたし、柳原真を破って優勝した1月四日市のようにまくりに回っても力を発揮できる。松井も優勝はないが、積極策を心掛けて安定した成績を残す走りは評価が高い。一発の魅力は十分だ。

出場予定選手

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