検車場レポート
ニッキー デグレンデル 外国 999期 |
ガールズケイリン2018インターナショナルを制したのはデグレンデルだった。初手は外国人選手3名が後ろの位置を選択。最終ホームで先頭に立った石井寛子を2コーナーで小林優香が交わすと、そこをファンリーセンが一気に抜き去る。続いたモートンに絶好かと思われたが、デグレンデルがその外を鋭く伸び切った。
「とても強い選手ばかりでしたが、いいレースになりました。スプリント勝負をかけたのが遅かったので、モートン選手が勝ったと思いました。みなさまの応援がとてもありがたいです。日本に来れて、本当にいい経験になってます」
一番人気に推されたモートンは惜しくも準Vに終わった。
「メンバーが強いので、戦法を決めるのが難しかった。決めずに走って、何でもできるように準備していました。最後は接戦で、自転車を降りてから(2着の結果は)分かりました」
日本勢では小林優香が直線でファンリーセンを交わして3着に入った。
「後ろに3人(外国人が)固まっていて、みんなモートンを見ていた。残り半周のダッシュ勝負になるのは分かってました。うまくロリーヌ(ファンリーセン)に飛び付ければ面白かったけど。前に出てから、もっとペースを上げればよかったです」