検車場レポート
松岡 孔明 熊本 91期 |
後ろ攻めの野口正則が赤板で横山尚則を押さえて打鐘で先行態勢に入ると。横山は一旦3番手で粘る動きも見せたが、松岡孔明との併走を嫌って後方に車を下げる。そのまま最終ホームから野口が全開で駆ける。横山が2コーナーから巻き返しを図るが、松岡に合わされ、車が進まない。野口後位の愛敬博之が2センターから踏み込むが、その後ろから松岡が鋭く伸びた。
「久々の1着で良かった。併走になったとしても中団は絶対取ろうと思っていた。あとは自分のタイミングで仕掛けられればと。(愛敬君が仕掛ける形になり)それに乗る感じでいった。手応えはあったし、1着を取れたことは励みになる。(1カ月欠場の期間があるが?)腰痛が出てしまった。それで肉体改造に出て悪い方にいったので今は戻している最中。とりあえず、何が何でも1着を取りたいと思っていた」
高原仁志は松岡に付けて直線でコースを探すも1/2車輪差の2着。
「7車立てだし、全員の(後ろからの)仕掛けもないし、脚がたまっている状況でしたね。自分の4コーナー回ってから踏んだ感じ。内と外のコースを悩みながら行きましたね。9車だったらまた違うレースになるんだろうけど。みんな踏んでない分あそこまででしたね。それでも抜けるようにしたい。」
愛敬博之は2センターから自らタテへと踏み込むが、後位に抜かれた3着が精一杯。
「難しいレースだった。優勝に向けてはアレしかなかった。みんなが脚をタメていたからアレ以上は無理でした」