検車場レポート
藤木 裕 京都 89期 |
後ろから動いた和田禎嗣が、赤板の1センターで門田凌を押さえて主導権を握る。藤木裕は、この動きに続いて中団を確保。最終ホームから反撃に出た門田に合わせ、最終2コーナーで踏み込む。抜群のスピードを見せて、前団を一気に飲み込んだ。
「昨日がふがいなかったので。今日は行くと決めていたし、位置を取れて行けました。昨日は気持ちも中途半端だったけど、今日は腹も括れましたね。やっと噛み合ってきました。お客さんは競走点数で車券を買ってくれているし、ちょっとでも還元できたかな」
地元の高間悠平が続いて、近畿ワンツー決着。
「門田君が前を取るだろうと。和田さんを出して、様子を見てと話をしていました。藤木さんも仕掛けてくれましたし、理想の展開でしたね。(6月取手G3の)落車は何ともないです。最終日も頑張ります」