検車場レポート
齋藤 宗徳 千葉 100期 |
ラインの長い南関勢が、前団に構える。上昇した山本巨樹を阻んで、齋藤宗徳が突っ張り主導権は譲らない。8番手から立て直した山本の反撃は打鐘を通過してもなく、5、6、7番手にいた単騎の3人もそのまま。4コーナーからスパートした齋藤にとっては楽な展開。押し切って地元記念で1勝を手にした。
「2分戦なんで(周回中は)ほぼ後ろからかなと思ってたんですけど、作戦会議で急きょ前からに変えました。山本は早めに来ると思ったんですけど、1回突っ張って無理やりにでも来たら出させてもいいかなと。でも、引いたら引いたで単騎の人がどんどん来ちゃうし、あれで良かったですね。残り1周は自分のペースで踏めました。地元で1着は本当にうれしい」
番手の高木隆弘が2着に続いた。
「1周先行は抜けないね。内を締めてたりしたら、いっぱいになっちゃいました。後ろから突っ張られたりして無理やり出るよりは、あの方が良かったんじゃないですかね。(道中は)楽なんだけど、33ってこともあって4コーナーから伸びない」
ライン3番手を固めた山田和巧は、高木に迫るも交わせず3着。
「後ろに後輩(河野要)が付いてたんで、内には行かずに外って決めていました。差したかったですね。やっと確定板に乗れたけどモヤモヤする」