検車場レポート
佐々木 省司 青森 86期 |
高橋幸司が紀井孝之にフタをする形から先行態勢に入ったが、紀井が力ずくで巻き返す展開に。後ろの大前寛則が離れてしまい高橋が離れながらも追い掛けていったが、高橋の番手へと斬り込む形となった上原龍が2コーナーで内を掬って紀井を猛追。外併走から踏み込む佐々木省司を振り切って紀井を抜き去り白星をゲットした。
「高橋君が上に上がったので内しかないと思って。後ろには迷惑をかけてしまった。でもサンサンなんので前々へ踏まないといけないですよね。(2コーナーで)内が空いたので踏みました。体は反応できているけど、(7月京王閣で)落車してセッティングが分からなくなって昔の力で踏み込む感じになったので腰に痛みが出てきてしまっていますね」
しぶとく外を踏み込み2着に入線した佐々木の動きも光っていた。
「高橋君が内を空けなければそのまま併走でも良かったんですけどね。余裕もありましたし。でも上原君が内から行っちゃったので仕方なく。最後交わせていれば100点ですけどね。今回から新車にして感触は良いですね。セッティングを煮詰めればもっと良くなりそう」