検車場レポート
石井 毅 神奈川 74期 |
三登誉哲に押さえられた山本健也だったが、打鐘手前から踏み込んで先行態勢に入る。中団にポジショニングした萱島大介は、最終ホームから仕掛けて先頭に躍り出た。石井毅は萱島を追った小田倉勇二にスイッチすると、直線でコースをこじ開けてアタマ。
「(山本)健也が頑張ってくれた。スイッチしようとしたけど、遅れてしまったね。最後はみんな外を踏むだろうから、内が空くかなと。そこがチャンスだと思っていました。(S級に復帰して)初勝利です。それが地元で嬉しいですね。(8月)川崎G3では空回りしてしまったけど、今回は補充だし落ち着いて走れました」
飛び付き気味に踏んだ三登誉哲は、結局後方に置かれてしまう。そのまま見せ場をメイクできずにシンガリ負け。
「昨日が何もできなかったので、今日は動いてと思っていました。一回出て、どこかのラインが来たところを踏んでと思ったけど。待ちすぎました。一人で逃げてもあれだし、難しい」