検車場レポート
池田 憲昭 香川 90期 |
赤板で先頭に立った一戸康宏が松本貴治の動きを見ながら打鐘でペースを上げるが、松本のスピードが上回り、抵抗する一戸を最終ホーム過ぎにまくりきる。切り替えを狙う天田裕輝を山田久徳が掬ってこのラインを追走。池田憲昭は松本をしっかり追走すると、山田の動きをけん制しながらキッチリと追い込みワンツー決着。
「(松本は)強いですね。ジャン、ホームで流している感じがありましたけどね。僕は余裕があった。でも僕クラスが付いていて余裕がある感じもう一個上にいくとね。トップスピードがもうちょっと。彼が勝手に粘ってくれただけだし今日は何もしていない」
松本貴治は前回に続いて4日間最終バック線を先頭で通過したが、末の粘りが課題だ。
「今日は前受けから引いてジャンカマシって作戦だった。今日みたいな展開なら逃げ切らないと。(33はデビュー以来2開催目だが)連日先輩のアドバイスを貰って落ち着いて走れるようになっていった。(今後の課題は)出切ってからのペダルの回りと脚がバラバラになっている。そこを克服していければ。(次回は高知の共同通信社杯で特別初勝利を目指して?)とりあえずそこですね」