検車場レポート
佐野 梅一 京都 78期 |
青板前から上がって来た小林申太にフタをされた大石崇晴だったが、打鐘前2コーナーから小林が前に出たところをすかさず叩きに行く。ホームで京都コンビが出切ったところで勝負あり。磯田旭の中割りを許さず、番手の佐野梅一がゴール寸前で大石をとらえた。
「大石君はダッシュがいい。1周半だし、ケツ上げてるときは強いんで。僕は(山本)伸一のアドバイスをもらって、体の使い方を意識してみた。まだ発展途上なんで。コンディションはいいし、これを次につなげられれば」
2着にはなったが大石崇晴のカマシも鮮やかだった。
「今日は絶対逃げるつもりだったんで。ダッシュには自信があるし、すかさず行けば出れるなと思ってました。出てからも余裕はあったけど、最後は抜かれてましたね。まだ課題があるし、力不足だなと思います」