検車場レポート
早坂 秀悟 宮城 90期 |
前受けの西田大志が後続の出方をうかがいながら赤板から徐々に踏み上げる。5番手の筒井裕哉が打鐘から反撃に出ると、その上を早坂秀悟が豪快にスパート。別線の抵抗を力でねじ伏せ、約4カ月ぶりの勝ち星を挙げた。
「筒井さんのスピードがすごかったし、西田さんもかかっていた。楽ではなかったですね。今日は小野(大介)さんの作戦どおりに走ってみました。追い込み選手とは視点が違うし、そういのも勉強なので。自分の中では1着は取れたんですけど、納得できない部分もありました」
小野大介がきっちり続いて北日本ワンツー決着となった。
「秀悟が強かったですね。一番人気だったし、しっかり付いていこうと。あれでマックスじゃない。自分に気を遣ってくれてました。最後は外に外して抜きにいったけど抜ける感じはしなかったです」
北日本の後位を選択した石毛克幸は踏み出しで離れてしまった。やはり前日の落車の影響はあるようだ。
「付いていける感じがしなかったです。昨日のきょうではやっぱりキツいですね。ちょっと時間がかかりそうです」