検車場レポート
野口 裕史 千葉 111期 |
後ろ攻めから早めに動いた窓場千加瀬が誘導員の後位に収まる。赤板の2コーナーから一気に踏み上げて先頭に出た八谷誠賢を野口裕史が打鐘で叩いて主導権を取る。最終ホーム7番手から窓場がジワジワと前団に迫るが、野口が強じんな粘りで後続を振り切って快勝。シリーズ3勝で締めくくった。
「誰も出る感じじゃなかったので前を取りました。稲村(成浩)さんのアドバイスもあって中団でいったん粘ったんですけど、行ってくれる気配がなかったので。下げたら八谷さんが切ってくれた。あのまま先行するんじゃないかっていうスピードでした。あの辺はA級とスピードが全然、違いますね。しっかり先行できてよかったです。結果はタマタマですね。二次予選は悔しかったけど、その反省を生かして残りの2日間、しっかり走ることができました。前回は33だったけど、400のほうが走りはイメージしやすいですね」
7番手からまくり上げた窓場千加瀬は2着まで。
「早めに動いて(野口の)突っ張りの可能性を消したけど、変に脚を使って7番手になってしまった。野口さんはすごいかかってました。ちょっと苦しくて、前まで届かなかったです」