検車場レポート
坂本 周作 青森 105期 |
上昇した石塚輪太郎を赤板で佐藤龍二が突っ張って先行策。石塚は中団まで下げて、小原唯志と併走で態勢を整える。単騎の坂本周作は最後方。最終ホーム手前から石塚が、再度踏み込んで2コーナーで出切る。石塚ラインに乗った坂本は、その上をまくって2日目から3連勝。デビューから通算100勝を飾った。
「(最終)ホームで行こうと思ったら、(石塚)輪太郎が伸びていったんで待ちました。あそこで行ったら止まってましたね。じっくり見てたけど、見すぎたかもしれない。あんだけ(別線が)踏み合ってくれたんでまくれた。ここに来る前は、(100勝まで)あと3カ月くらいかかるかと思ってた。そしたらこのレース(最終日の特秀)でできたんで大きい」
力勝負でねじ伏せた石塚輪太郎は、坂本、福田知也に交わされての3着も意地は見せた。
「(佐藤が)完全にヤル気だった。でも、ヘタクソですね。余裕があったんで、(外併走から)前がタレてきたらとは思ってた。なんとか無理やり出た。今回は4日間、(最終)バックが取れたんで悪くないと思います」