検車場レポート
川口 満宏 東京 58期 |
杉山悠也が青板の4コーナーで早々と誘導員を下ろすと、そこを原田礼が切ってスローに落とす。打鐘から山田哲也が前に出たところを、この動きに続いた山口貴弘がホームガマシ。続いた川口満宏が好展開を生かした。
「山口君とは昔からの付き合いだしね。しょっちゅう連係してたし、気心知れた感じ。全部任せてました。先行の作戦とかは言ってなかったけど、それでもああいうレースをしてくれるしね。関東のいい後輩です。おかげさまで今年初の1着ですよ」
山口貴弘は落ち着いた仕掛けで関東ワンツーを決めた。
「あんなに早く動くのは想定外でした。スタートもあの位置(前から2番目)を取れるとは思わなかったですしね。山田(哲也)君か俺しか先行するのはいないし、あんだけスローに落としてたら。順番が来たし、脚を使わず出られました」