検車場レポート
佐々木 則幸 高知 79期 |
8番手から動いた野田源一に合わせて、相川永伍が上昇してハナに立つ。そこを竹内翼が打鐘で叩いて先行態勢に。4番手以降を突き放して軽快に逃げると、最後は番手の佐々木則幸が鋭く伸びて白星を挙げた。
「(竹内が)ジャンからガンと踏んだから、大丈夫かなと思ったけど、全然大丈夫でしたね。やっぱり強かったです。いいタイミングでかけてくれて、踏めるところで踏んでくれました。僕は抜いただけですよ。余裕はあったんで、後ろが来たらけん制しようっていうのはありました。この(記念の)制度になってから初めてだったんで、どんなもんかなと思ってましたけど、よかったです」
ライン3番手の福島武士は、竹内と佐々木の間のコースを踏んで2着に入った。
「ノリ(佐々木)さんと勝負できたらなと思っていたんですけど、ちょっとコースが狭すぎましたね。前回(2月佐世保FI)が悪すぎたんで、今回からセッティングをガラッと変えました。感触は、前回から比べるとだいぶいいですね」
別線を完封し、ラインを上位独占に導いた竹内翼が3着に粘った。
「結構、長い距離になったんですけど、最後まで踏めました。踏んだ感触も悪くないです。2着に粘りたかったですけど、ラインで決まったんで」