検車場レポート
清水 裕友 山口 105期 |
打鐘の2センターで先頭に立った清水裕友がペースを落とすと、松川高大が最終ホームで叩いて先制。そこで清水後位で競っていた成田和也が香川雄介を押し上げると、香川が落車。後位でアクシデントが発生した清水だが九州勢の2車を出させて3番手を確保すると、2コーナーから仕掛けてバックでは松川を捕らえると、直線の粘りも良く、鎖骨骨折後の初勝利を挙げる。
「一旦前に出るというのは、自分の走り。音がしたけど、後ろの状況はわからなかった。(3番手に入ってからも)2コーナーから仕掛けることができた。(2月の全日本選抜で落車して)まともに骨折したのが初めての経験。手探り状態の中でけっこう時間がかかると思ったけど1着を取れたのは嬉しい。地元が33バンクなので、得意のバンクではないけど、(昨年の共同でも準優勝で)結果が出ているのは全てですね」
鈴木謙太郎は落車を避けてから俊敏な動きで清水後位に追い上げてと立ち回りが光った。
「松川ラインにスイッチしようと思ったら前が落ちて、自分も落ちるかと思った。巧く外に避けれた。それにしても清水が強い。スイッチしてから脚も余っていて、4コーナーから差しにいったけど、抜けなかった」