検車場レポート
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| 坂本 健太郎 福岡 86期 |
赤板周回で後ろから上昇して打鐘前で先頭に立った竹内翼と巻き返し出た窓場千加頼で踏み合いになる。最終ホームで両者の踏み合いを中本匠栄が一気にまくり上げて飲み込むと最後は坂本健太郎が直線で抜け出して節目の400勝を達成した。
「中本君には勝つ競走をしてくれれば後は自分が差すだけだからって言っていたけど、あんなに早く仕掛けてくれるとは。良いタイミングで仕掛けてくれた。（400勝は）まだ通過点なので。できれば勝ち上がりでしたかったですね。脚は（今日が）一番軽かった。2人で特秀まで上がれて良かったです」
伊藤信は窓場が竹内を叩けずも自らまくりに転じてゴール前で坂本に迫った。
「もうひと伸びないのが今回勝ち上がれていない原因。窓場君は良い所で仕掛けてくれて竹内君も出させてくれると思ったが、結果的に踏み合いになりましたね。そうなったら九州勢の展開だし、いつ来るのかと思っていた。脚は良いけど、判断がどうなのかなと思う」
中本匠栄はロングまくりで踏み合いを一蹴するも末を欠いて3着に。
「フレームを元に戻したけど、この方が良いですね。（昨日までのは）流れてくれるフレームだけど、まだ乗りこなせるほどの脚力ではない。踏み合ってくれて良い展開になったから早めに仕掛けました。（2次予選で疲れたのか）最後は末を欠いてしまった」