検車場レポート
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| 宮越 孝治 富山 82期 |
宮越孝治にフタをされた中野雄喜は、7番手に下げて打鐘手前からスパート。前受けの田中孝彦が合わせるように踏み上げると、宮越は南関コンビの内から主導権を奪取する。中野を出させずに宮越が快調に逃げると、そのまま力強く押し切って地元記念を白星で締めた。
「負けても、負けても声援が大きかったので、なんとか応えられて良かったです。せっかく練習してきたのに、昨日（3日目）はそれを1ミリも出せなくて。今日（最終日）は出し切れました。被ってしまって万事休すかと思いましたけど、（内から仕掛ける）良い判断ができたと思います。1着で締められて良かったです。また、頑張ります」
直線で田中の内のコースを踏んだ石井毅は2着で入線も、内圏線踏み切りで失格。宮越の番手にはまった田中孝彦が2着に繰り上がった。
「（スタートで）前を誰も取らなかったので、とりあえず取りました。6番（中野）を突っ張ろうと思って踏んだけど、33バンクの残り1周で内を空けたら、そりゃ内から来ますよね…。6番しか見てなかったです。でも結果番手にはまれてラッキーでした。去年さんざんケガをしたので、今はレースを走って戻していきたいなって思っています」