検車場レポート
早坂 秀悟 宮城 90期 |
佐竹和也が当日欠場となり、8車立となった一戦。後攻めから上昇した久島尚樹が赤板で誘導員の後位に入ると、さらに西本直大が押さえる。前受けから後方へ下げた早坂秀悟打鐘過ぎの3コーナーから一気にカマシで発進すると、別線を一気に飲み込んだ。
「土日はお客さんが多くて、地元で声援もたくさんあるので嬉しいです。記者さんやファンの方に(連日のレースが)どう見えているかわからないけど、組み立てを失敗したり、後輩に前を任せて上手くいかないことがあるなどは、(実生活の中でも)普通のことで、その中で一戦ごとにいろいろなことを毎日考えて、人間として成長したいと思うんですよね。頑張ってくれる後輩がいれば前を任せたいけど、人をアテにし過ぎるのもダメだと思うしし、調子が悪いからこそ自分でやらないと戻らないし。今日はしっかりと先行して、それで6着までに残れなかったらお帰りになるのは当然と思って走りました」
森田康嗣は早坂の鋭い踏み出しにピタリと続き、後続を巧みにけん制しながら2着をキープした。
「今日は北日本3人の番手なので、ラインの仕事をしっかりすることが最優先。そこで迷惑をかけられないので。もう少しだけ車間を切れると良かったかもしれない。ゴール前は脚の問題だし、前の2日間に比べて風もあったので、体の小さい僕には不利だったかな」