検車場レポート
阿竹 智史 徳島 90期 |
切って切ってで渡邉雄太が打鐘で先頭に立つと、そこを吉武信太朗が叩いて最終ホーム手前から主導権を握る。番手の阿竹智史は車間を切って波を作ると、渡邉の巻き返しに合わせて踏み込みシリーズ2勝目を挙げた。
「前取りはイチかバチか。あのまま(渡邉に)駆けられたら浮いて終わる。リスクのある前取りだったし、(1着は)結果やね。メチャクチャ踏むのを待ったけど、外も来てるように見えたので」
阿竹に合わされながらも外を粘り強く踏んだ渡邉雄太が2着に入った。
「(吉武が来るのが)微妙なタイミングになったので、あれだった。あれなら先行したほうが良かったかな。整ったぐらいで阿竹さんが蛇行し始めたのでアーってなったけど、誰か見えたので行かなきゃと思った」