検車場レポート
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| 三宅 達也 岡山 79期 |
打鐘で蒔田英彦が押さえると、3番手に山本直が入り黒沢征治は5番手となるが、高橋和也が中団へ追い上げて黒沢を内に封じ込める。最終ホーム手前から高橋が仕掛けるも、車の伸びは甘く最終1センターで伊勢崎彰大にブロックをもらい失速。最終2コーナーで高橋を見切った金子貴志がまくりを放つと、4コーナーで再び伊勢崎が外へ振ると、空いたインを三宅達也が見逃さずに突いて大穴を演出した。
「外もいたので、内しかなかった。初日に比べれば脚の状態は良かったし、反応も悪くないと思う。でも、勝てたのは（山本）直が動いてあの位置を取ってくれたから。さすがに、後方からは突っ込めないから」
後輩の高橋が不発と判断すると、すかさず自力にシフトチェンジした金子のタテ脚はまだまだ健在。
「黒沢が内に詰まって最高の展開だと思ったけどね。後は（高橋が）どこまでいけるか。2コーナーからさらに伸びると思ったら、止まってしまったので、自分でいきました。それでも、しっかりと仕掛けてくれるから、僕もその勢いで踏めるので」
とベテランの二人は、自身の結果が己の力だけでなく、ラインのおかげであることを揃って強調した。