検車場レポート
太田 りゆ 埼玉 112期 |
5番手で前との車間を切って間合いを取っていた太田りゆは、7番手の柳原真緒を警戒しながら最終ホーム手前から踏み込む。逃げる鈴木奈央を最終2コーナーでとらえた太田は、白星奪取も次のオールスターを踏まえて反省する。
「自分のタイミングで思い切り踏みたかったので、かなり車間を切って後ろの2人を行かせないようにプレッシャーをかけました。ただ、タイミングはなんか違うなっていうのがあった。(ナショナルチームでの競技の練習で)250でのタイミングがしみついて、400バンクのタイミングがつかめてない。力ずくで勝てればいいけど、オールスターみたいなメンバーになったらっていうのがあるんで」
太田の仕掛けを追った加瀬加奈子が、流れ込んで2着に入った。
「今日は動く気はさらさらなかった。産後それほどたってないなかで、こんな舞台に立って、連に絡めたんで自分をほめたい」