検車場レポート
和田 健太郎 千葉 87期 |
松本貴治が先頭に立って四国ラインが主導権。4番手は単騎の小林泰正と松坂洋平で併走。最終ホームから反撃に出た高橋晋也は、小林に合わされて不発。松坂がインを進出すると、松坂マークの和田健太郎が愛媛コンビの間を踏んで突き抜けた。02年8月のデビューからおよそ18年で、通算300勝の区切りを達成した。
「(松坂は)他のラインの様子を見ながら早めに押さえてくれて、そのあともしゃくってくれたりさすがレースがうまいですね。あと(松坂)洋平がどこに行くのか見てからでした。(300勝は)できたらいいなって思ってたけど、こんなに早くとは。意識はしてなかった。意識したところでどうにもならないですから。ただ、洋平もそうですけど、南関の自力選手が頑張ってくれて自分の1着が多くなっているんで感謝したい」
直線の入り口で逃げた松本の内を踏んだ松坂洋平が3着。
「スタートで後ろになっちゃったんで、早めに上がって臨機応変にでした。外がかぶってたんで、ああなりました。ああいうこともできると戦法の幅も広がりますからね」