検車場レポート
渡邉 一成 福島 88期 |
前受けの渡邉一成は早めから上昇してきた川村晃司を突っ張って出させない。下げて立て直した川村は打鐘手前から再び仕掛けるも、最終1センターで力尽きて後退。渡邉はその後も快調に逃げて、そのまま力強く押し切った。
「今日のレースは、ほぼ二分戦ですし、川村さんしかカマしてくる選手はいなかったんで、一回、突っ張ったあとは落ち着いていました。あとはライン4車ですし、その厚みを生かしてですね。コロナ明けからだんだん良くなってきているんで、もう少しグレード戦線で活躍したい気持ちはあります」
佐藤和也が2着で北日本ワンツーが決まった。
「(渡邉は)カマす方が強いと思っていたけど、突っ張ってくれましたね。自分は踏み出しのところと、ジャンのところだけしっかり集中していました。脚的には悪くないんで、中2日の佐世保記念では準決勝くらいまでは行きたいですね」