検車場レポート
寺崎 浩平 福井 117期 |
正攻法から後方へ下げた寺崎浩平が打鐘の3コーナーから仕掛けて最終ホームで長尾拳太を叩く。後ろは岡光良が踏み勝って番手を奪取。中西大が追い上げてバックを通過するも、岡は凌ぐ。懸命に逃げた寺崎が押し切って今シリーズ2勝目を挙げた。
「後ろが競りになったのは初めての経験だったので、難しかった。突っ張るかカマすかの2択でした。巧いこと突っ張れなくて、引いてのカマシになったけど、組み立てをもうちょい学んでいかないとなって思います。今シリーズは寒くてバンクコンディションも悪かったし、良い手応えはなかった。2月の全日本選抜までに修正していきたい」
寺崎の番手を奪い取った岡光良が2着。
「中西君は競れないんでしょうね。圧があまりなかった。でももう一回きたし、脚はありますね。自力選手と自力選手で並んでいたので、メンバー的にも競りにいくしかなかったです」