検車場レポート
稲川 翔 大阪 90期 |
スタートけん制で前受けとなった寺崎浩平が7番手まで車を下げると打鐘で巻き返す。最終ホームを一本棒で通過し、車間を空けて別線を牽制していた番手の稲川翔が直線で抜け出した。
「まさかあそこまでけん制が入るとは思わなかったけど、みんな腹をくくって勝負してる。このグレードのレースが身にしみてわかった。赤板まであんなに早かったレースは初めて。初日、2日目と不完全燃焼だったので今日から仕切り直すで気持ちは入っていた。明日も自分らしいレースをして終われれば」
佐藤慎太郎は小松崎大地のスピードを貰って中のコースを伸びた。
「けん制が入って風も強かったし、みんなが苦しかったと思う。先行が寺崎だし、番手はイナショーだったしね。(小松崎)大地に全て任せていましたよ。昨日(二次予選)はタイムが良かったけど、情けないレースだった。悔しくて寝れなかった。車間を切ったり、3着までには入らないといけない。(最終日は)昨日までの気持ちを引きずる所もあるけど気持ちを引き締めて」