検車場レポート
佐藤 水菜 神奈川 114期 |
【佐藤 水菜(1着)】
「人生初の胴上げだったので、すごく貴重な体験ができて幸せだった。たくさんの応援があったからこそ優勝できたんで、すごくうれしいです。(今回は3日制になって)パリオリンピックまでほとんどレースをせずに、ひたすらに練習に集中できたおかげで今回のオールスターもすごくいい結果が出せた。(ナショナルチームの活動で)みなさんに姿を見せられなかった間、自分がどれだけ進化できるかが課題だった。けど、すごくいい形で(ガールズケイリンに)帰ってこられたんじゃないかと思います。(周回中は5番手になり)私自身、位置取りは後方を狙っていた。坂口(楓華)選手が打鐘過ぎてから1回動いてきた。1周半から1周の間で行けるタイミングで自分から仕掛けようと思っていた。そのタイミングで坂口選手が動いたので、そこをうまく利用して脚を使わずに前に出ること、最後まで一番で駆け抜けることを考えていた。ゴール前は結構、タレてしまったんですけど、前半のリードがあったおかげで最後は逃げ切れました。基本的には自分が1着でゴールするために駆けているので、ゴール前は(誰にも)譲らない気持ちでした」
【太田 りゆ(2着)】
「7番車っていうのもあって、スタートは難しかった。優勝を目指すなら前はいらないし後ろも厳しい。中団に自在選手がいたので、そこに入れてもらえればと。ジャンが鳴って見合っていたし、自分も1周半から行ける準備はしていたけど、動きがなかったので待った。そこからは流れに任せてでした。佐藤さんの後ろに入れたけど、追い込みに行くタイミングが良くなかった。終わったあとに、私が追い込みにいったタイミングは250バンクのタイミングだって男子選手に言われました。400バンクなら、もう少し遅くて良かったんだと思います」
【日野 未来(3着)】
「(佐藤の仕掛けに)付け切りたかったんですけど、ちぎれてしまいました。すごいトルクと、すごいスピードでした。(最終)ホームで口が空いてしまって、内からも踏んできていた。でも、最後まであきらめずに、太田さんの後ろにスイッチできればと。3着に残れて良かったです。(佐藤)水菜ちゃんの仕掛けに付いていける脚力をつけたいです。それを目標にして頑張りたい」