S級1班の意地を見せる

　7月15日（金）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」セカンドクォーター ラウンド6の決勝戦が行われ、永澤剛（青森・91期）が初参戦ながらも冷静な立ち回りで完全優勝を果たした。

　レースは残り3周で横山が後方から追い上げて大西の2番手に嵌った。4番手の永澤は残り2周で仕掛けるも齋木に合されて内山に掬われそうになるが、しっかり付け直して残り半周で一気に踏み上げて力強くまくり切り先頭でゴール板を駆け抜けた。今回がPIST6初参戦の永澤は初日から「オッズを見たら自分が一番人気で驚いたし、凄い緊張しました。脚もパンパンです」と控えめなコメントを続けていたが、レースでは冷静に立ち回りS級1班として格上の走りを見せていた。レース後のインタビューでは「初手の位置が良かったし、展開に恵まれました。今回は試しに参戦したがまさか優勝できるとは」と謙虚の姿勢を示していたが、今シリーズの主役の一人であったことは間違いない。今後は王者として迎え撃つ立場でPIST6に参戦する。

• 選手詳細データ

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  永澤剛 選手青森・91期