雪辱を誓う

　10月27日（木）～28日（金）にかけて、TIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ラウンド8が開催される。

　今シリーズは優勝2回、準優勝5回と圧倒的な実績を誇る山田義彦が参戦。タイムトライアルでは10秒205を叩き出して、力の違いを見せ付けた。

　前回は怪我の影響で成績が振るわなかった山田。参戦当初から続いていた確定板入りも途切れて、今回は雪辱を誓うシリーズだ。
　「前回はかなりひどかったけど、今回はしっかり練習できた。直前の大宮バンクで練習していた時にワッキー（脇本雄太）が来ていて一緒にモガけた。疲れはあるけどアタリはついたと思う」

　タイムトライアルでは好タイムをマークして調子も上向いている。
　「ハンドルを狭くして試して走ってみた。慣れていけば10秒フラットは出そうな感じがある。まだ万全の調子とはいえないけど、前回よりは全然いい。一本レースを走ってみてだけど戦える状態にはある」と手応えを感じており、本来の力強い山田の走りが戻りつつある。

　近況は競輪でも随所にタテ脚を発揮して復調の兆しを見せている山田。前回の悔しい思いを胸に、今回は王者の走りで自身3度目の優勝を狙う。
　
　

　主なタイムトライアルの結果は以下の通り。
1位　山田 義彦　　10秒205
2位　中島 詩音　　10秒343
3位　朝倉 智仁　　10秒472
4位　伊勢崎 彰大　10秒550
5位　佐藤 佑一　　10秒616
6位　小佐野 文秀　10秒623

• 選手詳細データ

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  山田義彦 選手埼玉・92期