3Vへ向けて好スタート

　11月1日（火）～2日（水）にかけて、TIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ラウンド9が開催される。

　今シリーズは鈴木浩太と徳田匠の若き二人のチャンピオンが参戦。タイムトライアルでは前回の優勝の勢いそのままに鈴木が10秒264を叩き出して自己ベストを更新した。

　前回は多彩な戦法で完全Vを決めた鈴木。調子も良く今までにない好感触をつかんでいた。
　
　「自転車が勝手に進む感じがあったし、こんなことは今までになかった。決勝は思い切り行けたことが良かったし、その後の競輪でも調子はいい。今回は前回よりもさらに追い込んで練習してきたし、前回の良かった感触を引き続きだせれば」

　タイムトライアルでは自己ベストを更新して、デキの良さが確信に変わった。

　「絶好調ですね。今まではハロンの前半のタイムが出ていなかったので、そこを意識して走ったらタイムが良かった。タイムが出すぎると周りのマークもきつくなるし困るけど、それはしょうがないこと。もちろん優勝はしたいけど挑戦者の立場で頑張りたい」

　S級1班の実力者や勢いのある若手が多数出場し激戦模様のシリーズとなったが、実績と近況の充実振りは鈴木が一番。高い機動力で他の包囲網を突破して自身3度目の優勝を目指す。

　主なタイムトライアルの結果は以下の通り。
1位　鈴木 浩太　　10秒264
2位　後藤 悠　　　10秒321
3位　市本 隆司　　10秒390
4位　太田 龍希　　10秒421
5位　徳田 匠　　　10秒616
6位　田口 勇介　　10秒476

• 選手詳細データ

• 
  鈴木浩太 選手千葉・119期