原田研太朗を破って金星を挙げる

　5月14日、函館記念初日の11Rで記念初参戦の鈴木浩太（千葉・119期）が記念初勝利を挙げた。

　鈴木は、先行した原田研太朗の3番手を巧みに確保。最終2センターからまくり追い込んだ。「前受けも考えていたので落ち着いて行けたとは思う。中団の森川（康輔）さんの所で粘って踏ませてと思ったが、番手の人が降りてきたので位置を取る感じになった。原田（研太朗）さんが構えてくれるかなと思ったんですけど、行っちゃったので内に行って切り変えて行くしかなかった」と、プラン通りのレースとはいかなかったが、冷静な組み立てを見せた。

　「（9車は）展開が早くなるのは聞いていたし、そこだけは気を付けていた。3番手からのまくり追い込みで勝ち切った感じがないので、明日は風を切ってラインで決められるように」と、初日に力を出し切れなかったことは認識している。明日の11レースではS班と初対戦。清水裕友を相手に全開の自力勝負を見せる。

• 選手詳細データ

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  鈴木浩太 選手千葉・119期