雪辱を晴らす

　12月17日（土）～18日（日）にかけて、TIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」フォースクォーター ラウンド3が開催される。
　今シリーズはS級上位で活躍する実力者に加えて、A級戦で奮闘を続ける若手機動型も多数参戦し好メンバーが顔を揃えた。前検日に行われたタイムトライアルでは鈴木浩太が強豪を退けて全体1位で通過した。

　前回のサードクォーター ラウンド9では徳田匠との同期対決に敗れて、惜しくも3度目のタイトル獲得とはならなかった。今回はその悔しさを胸に臨むシリーズだ。
　「前回は力を出し切った結果なので、よく2着に残ったというところが正直な気持ち。でも悔しい気持ちのほうが大きいです。（今シリーズのメンバーを見て）何回も強力なメンバーを相手にしているので緊張はしないけど、番組を見て厳しいところに入ってしまうと夜は寝れなくなってしまうかも」

　腰痛の影響で地元の松戸記念を欠場。それでもタイムトライアルでは好タイムを叩き出して、王者の貫禄を見せ付けた。
　「自分なりに調整してきた。タイムトライアルを走ってみて自分の感覚よりはタイムも悪くなかったので、状態面も悪くはないと思う。ピスト6は残り2周ぐらいであれば行く気持ちはあるけど、先行できない展開であればしっかり臨機応変に対応していきたい。完全優勝目指して頑張る」
　
　過去には2度の優勝経験がり、実績では今シリーズの中で中島詩音に次ぐ存在。機動力の高さを生かして強豪を撃破し、自身3度目の優勝を狙う。

　主なタイムトライアルの結果は以下の通り。
1位　鈴木 浩太　　10秒346
2位　東矢 昇太　　10秒371
3位　中島 詩音　　10秒374
4位　田川 翔琉　　10秒437
5位　真船 圭一郎　10秒495
6位　藤岡 隆治　　10秒519

• 選手詳細データ

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  鈴木浩太 選手千葉・119期