久々のピスト6も問題なし

　2月18日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」エクストラステージ ラウンド2の1次予選が行われた。2Rには遠藤勝弥が出走し、力強い先行策で堂々の押し切りを決めた。
　
　レースは残り5周で5コースの田中弘章が最後方にワープし、遠藤は5番手からレースを組み立てるかたちになった。残り3周を過ぎてペーサーが退避すると志智俊夫がインを切って、その動きを追った原清孝がさらにその上を叩く。遠藤は前団動きを見極めて残り2周でスパートを開始して、残り1周半で先頭に踊り出る。その後は3番手以下を突き放し、追走した田中の猛追も振り切った。

　ピスト6は昨年11月のサードクォーター ファイナルラウンド以来の参戦となったが、レースでは仕掛けのタイミングも良く久々の250バンクも問題なくこなしてみせた。　
　「久し振りだし緊張しました。今回は力を出し切るつもりだったし、チャンスがあったらしっかり行こうと思っていた。田中さんがワープしてきて一車前になったことも大きかった。前回のピスト6から期間が空いたから競輪よりのセッティングに修正して感じも良かった。大ギアで自分と同タイプの佐藤（祐一）さんも優勝したし、自分もやる気がわいてきた。今回もしっかりサウナで整えてきたので、コンディションはばっちりです」
　
　今節は状態面も良さそうで、初Vへ向けて視界は良好。2次予選も持ち味の先行力を発揮して、まずは連勝で準決進出を狙う。

• 選手詳細データ

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  遠藤勝弥 選手静岡・109期