優勝候補に躍り出る

　4月18日～19日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023ラウンド2が開催される。

　今シリーズはPIST6最多の5Vを誇る堀江省吾と中島詩音の若きチャンピオンが参戦し、両者による前人未到の6V達成に期待がかかる。その他にもタイトルを保持している山田義彦や望月一成といった実力者も出場。121期からは常次勇人、安倍大成と競技実績豊富なホープが初参戦し、近年まれにみる好メンバーが顔を揃えた。

　17日の前検日にはタイムトライアルが行われ、初参戦の安倍が10秒212を叩き出し、強豪を退けて全体1位で通過した。
　「自分のベストタイム（10秒196）は出なかったけど、慣れてないバンクで1位になれたし良かったと思う。まだフラフラしてしまうところもあったのでそこは反省。レースでは失格しないように頑張りたい。（レースプランは）あまりレースの動画を見ていないけど、残り1周半ではレースが動く感じだと思うから、その辺りで主導権を握りたい。競輪にもつながる走りができれば」

　初参戦でいきなり好タイムを叩き出して、一気に優勝候補に躍り出た。学生時代の競技実績は豊富なだけに、初戦からどのような走りを披露するかに注目だ。

• 選手詳細データ

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  安倍大成 選手東京・121期