PIST6は2度目の勝利

　7月13日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023ラウンド13の1次予選が行われた。1Rには畝木聖が出走し、残り2周からのロングスパートで力強く逃げ切った。
　
　レースは残り3周で関根崇人が進出を開始するも、1コースの木村直隆が突っ張る。畝木はその動きを見極めると、残り2周で最後方から一気にスパートを開始。残り1周半で木村を叩くと、そのままどんどんと加速していき、最後は2番手に嵌った木村の猛追を振り切った。

　「いつも通りの6コースだったし、特にそこに関しては何も感じなかった（笑）。どんな展開になっても残り2周では行こうと思ったし、しっかり動けたと思う。今回はタイムトライアルと同じでギアを上げて走ったけど重かった。それでも最後はタレていないし、今節はこのまま走る。上位とはタイム差があるし、それを埋めるにはギアでどうにかするしかない。今まで2、3着ばっかりだったし、1着を取れた時も負け戦だった。予選では初めて勝てたし、とりあえずナイトも頑張ります」

　近況は現行競輪でも成績が安定しており高い位置で好調をキープ。若手機動型が多数参戦する今節でも、自慢の機動力を発揮して2度目の決勝進出を狙う。
　
　

• 選手詳細データ

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  畝木聖 選手岡山・117期