2度目の参戦となる川上隆義

　4月23日（水）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 4月 第3戦が開催される。出場回数7回のうち4度の優勝実績を誇る松崎広太（茨城・123期）が今シリーズの主役を務める。1月 第4戦で悲願の初Vを飾った常次勇人（大阪・121期）が対抗格で、準優勝経験がある菊地圭（宮城・123期）ら表彰台経験のある選手も多数参戦するが、ここでは昨年12月にレインボーカップで特別昇班を達成し、2月西武園で1・2班戦での初Vを挙げるなど昇班後も活躍が目立つ川上隆義（栃木・125期）に注目する。

　22日の前検日にはタイムトライアルが行われて、注目の川上は10秒668で8位通過となった。

　「前回伊東の落車で肋骨を2本骨折した。練習で走っても痛みは大丈夫です。PIST6は半年以上ぶりですね。タイムトライアルはもうちょっと出したかったですね。カカっている感じがなかった。250mバンクは得意という訳ではないが、大学の頃に練習でここのバンクを使うことがあった」

　PIST6参戦は昨年9月以来で、そのときには準決勝まで勝ち進んだものの、3着で惜しくも決勝進出を逃している。学生時代は作新学院高校、日本大学と自転車競技の名門校に進み、大学時代には練習でTIPSTAR DOME CHIBAを使用していたとのこと。今シリーズは復帰戦となるが、好成績を残して今後の現行競輪にもつなげたいところだ。

• 選手詳細データ

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  川上隆義 選手栃木・125期