唯一連勝のルーキー川上隆義がV狙う ~京王閣競輪場~
ライバルは大学の同級生
7月7日(日)に最終日を迎える京王閣競輪F2ガールズシリーズ『日野☆TOYODABEERカップ&潤徳会杯&報知新聞社杯』。
8レースに行われるチャレンジ決勝には、今シリーズから本格デビューした125期からは3人が進出。なかでも唯一連勝の川上隆義(栃木・125期)に注目。
ルーキーシリーズではラインの3番手回りから突き抜けて優勝と本格デビュー前に名を売った。「優勝は頑張ってくれた前2人のおかげ。ルーキーシリーズでは後ろを回った分、デビューしてからは自力で力を出し切る競走にこだわっていきたい」と自力戦へのこだわりを語った。
その言葉通りに積極的な組み立てで初日、2日目と逃げ切りでの1着。「練習不足ですね。持久力足りない」と結果には満足せず課題を口にしたが「脚質がダッシュなので、地脚を付ける練習をしている」とすでに取り組んでいる。「眞杉さんや坂井先輩らにアドバイスしてもらえる」と抜群の練習環境に身を置くだけに成長が楽しみな逸材。
決勝は同期の川越宏臣の前での自力戦。「同期の高橋君は同じ大学の同期。向こうは何の種目でも強くて、自分は短距離だけ。本当は付きたい気持ちが強いけどそれだとダメなんで。自力にこだわっていって、ラインができた以上は関東の絆で高橋君を倒す」と最後はライバル撃破へメラメラと闘志を燃やしていた。
2024年7月6日 19時35分
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選手詳細データ
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川上隆義 選手栃木・125期