栃木結束で同期の壁となる

　川崎競輪ミッドナイトF2チャレンジは、12月2日（月）に最終日を迎える。決勝戦は、特班のかかる高橋瞬が注目を集めるが、それに対抗するように栃木勢が3車で結束。番手を回る川上隆義（栃木・125期）は特班阻止へ燃えていた。

　突っ張り先行2連発で勝ち上がった川上は、即決で同期同県の福田稔希の番手回りを選択。黒崎直行が3番手を固めて、栃木勢は3車で結束することとなった。

　「高橋君は、まだ特班には早いですよ（笑）。もうちょっとチャレンジにいてもらわないと困ります。（福田）稔希君は先行で強いし、全面信頼です。理想は稔希君とワンツーだし、黒崎さんとも決めたいけど、最優先は高橋君（の特班阻止）です。（高橋は）めっちゃ仕上がってますからね。実は、弥彦で高橋君に引っ張ってもらって優勝させてもらってるんですけど、今回はそれは関係なしで。恩を仇で返します（笑）」

　仕上がり抜群の高橋がステップアップを決めるのか、はたまた川上の恩返し？が炸裂するのか。いずれにせよ、注目の決勝戦になりそうだ。

• 選手詳細データ

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  川上隆義 選手栃木・125期