東矢啓吾は特別昇班ならず ~別府競輪場~

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東矢圭吾
レース経験を増やして再び特別昇班に目指す

 7月24日初日の別府FIIナイターで東矢啓吾(熊本・121期)が121期生最初の特別昇班(早期卒業生を除く)に挑んだが、決勝4着に敗れて夢はかなわなかった。

 決勝のレースは、打鐘で誘導を交わして先行態勢に入った後藤大輝(福岡・121期)に対して、東矢は後方に構えてまくり勝負に出る。東矢は最終2コーナーから仕掛けたものの、後藤の掛かりが良く、3番手まくりを狙った地元の長松大祐(大分・121期)とともに不発に終わった。

 本来、新人は月に2本のあっせんが原則だが、「特別昇班より、走る機会を増やして経験を積みたい」と東矢は追加を受けて別府に登場。残念な結果に終わったが、代わりに後藤がこれで6連勝を達成。8月12日からの小倉FIIミッドナイトで特別昇班に挑む。なお、121回生では、真鍋智寛(愛媛)が7月31日からの奈良FIIミッドナイト、治田知也(新潟)も8月15日からの函館FIIミッドナイトで本格デビューから負けなしでの特別昇班を目指す。

権田浩一記者

2022年7月27日 15時25分

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