ラインを上位独占に導く

　12月23日（金）から小倉競輪場でミッドナイト競輪ガールズシリーズが開催される。今開催の再注目はやはり東矢圭吾（熊本・121期）だろう。本格デビュー後、予選で敗れたのは9月の奈良（2着）だけと無類の安定感を誇っている。

　「前回の決勝のレースを反省して走りたい。終わってから間隔が空いたので練習できたし悪くないと思う」と調整できた様子で今シリーズも期待を背負う。

　「地道にやっていこうと思っている。何もわかっていないときはS級にすぐに上がりたいって最初は思っていたけど、今の考えはA級でしっかりと勉強してから上がりたいって考えになった」と心境の変化があった。

　「アマチュアと違いライン戦なので全くの別物。今は後ろが付きやすい仕掛けだったり、ラインで決まるように意識している。きっかけは梶原（恵介・大分92期）さんに先行してもいいんじゃない？　って言われてそれまでカマシかまくりばっかりだったけど、そこから意識を変えた」と九州の先輩に言われた一言で意識が変わった。

　初日は予選メイン（8R）に登場。地元の樫山恭柄と加藤昌平を連れて別線を完璧に封じるレースを期待したい。

• 選手詳細データ

• 
  東矢圭吾 選手熊本・121期