纐纈洸翔が同期対決を制す ~ルーキーシリーズ2022プラス~

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纐纈洸翔
勝利のVサインで記念撮影
卒記チャンプがV

 岐阜競輪開設73周年記念『長良川鵜飼カップ』最終日9レースにおいて、ルーキーシリーズ2022プラスが121期9人によって行われた。全員単騎の超激戦を制したのは纐纈洸翔(121期・愛知)。今回生の卒記チャンプが、再び同期との争いを制した。

 前受けから組み立てた纐纈は、五十嵐綾を一旦受けて、2番手の位置で前と車間を切って後続の出方をうかがう。打鍾で梅崎隆介がカマして主導権を奪うと、纐纈が追い上げる。纐纈は空いた車間を詰めていき、最終3コーナーで梅崎に追いついた勢いのままにまくって先頭へ。まくりで猛追した真鍋智寛の強襲をこらえて、激戦を制した。
 「(梅崎は)絶対にタレてくると思ったけど、全然タレてこなくて追いつくのに時間がかかった。脚を使ったので、出切ってから踏めなかった。後ろはごちゃついていて全然見えなかったけど、(真鍋が)絶対飛んでくると思っていた。正直差されたと思いました。一発レースを獲れて嬉しい。(目標は)9連勝で1、2班に特進すること。いずれはG1を獲りたいです」
 レースセンスの高さと、ここ一番での勝負強さを披露した。同期対決を制した自信を胸に、大きな目標へ向かってまい進する。

熊谷洋祐記者

2022年9月4日 15時38分

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