纐纈洸翔が地元記念を白星スタート ~名古屋競輪場~

積極策で笠松信幸-吉田健市と地元独占
3月1日に名古屋競輪場で開場75周年記念 『金鯱賞争奪戦』の初日が開催された。今シリーズは地元勢から7名が参戦。藤井侑吾の欠場により、地元の機動型として期待が懸かるのは昨年のヤンググランプリを制した纐纈洸翔(愛知・121期)。「今年は記念優勝を目標にしたいし、(地元の)ここで決勝に乗るぞという気持ちできた」と初の記念Vへ向けて意欲は十分で、一次予選では積極的なレースで白星発進を決めた。
「(スタートは)自分が出るつもりでいたんですけど、笠松(信幸)さんが出てくれて助かりました。松本(憲斗)さんがなかなか切りに来なかったので、難しかったんですけど。坂本(亮馬)さんが離れていたので一回落ち着いて。松本さんがジャンで流したので、初日なんで長い距離を行こうと思って。(最終)2コーナーでトップスピードまで上げて、4コーナーも踏み直す余裕があいました。今日は軽すぎるくらい軽くてふわふわしたんですけど。(初めて走る地元記念の雰囲気は)声援がすごくてビックリしました。(2日目以降も)自分がみんなを連れて行くぞっていう気持ちで頑張ります」
二次予選は、中部地区を長らくけん引し超一流の舞台で戦う浅井康太との連係。器用な立ち回りを得意とする纐纈だが、浅井を背に地元記念となれば1次予選と同様に早めのスパートも十分にありそうだ。
2025年3月1日 19時02分
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選手詳細データ
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纐纈洸翔 選手愛知・121期