後藤大輝が逃げ切り3連発へ ~小倉競輪場~

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後藤大輝
持ち味の先行力は既にS級でも通用する
決勝戦は佐伯辰哉、坂木田雄介との3分戦

 12月5日から小倉競輪場で開催されているF1ナイターシリーズは2日目を終えて、地元期待の新人である後藤大輝(福岡・121期)は連日の先行策で無傷で勝ち上がり、地元戦での完全Vに王手をかけた。

 準決勝を終えた後藤は「初日より体もしっかり動いてくれたし感じは良かった。連日ラインで決められたのが嬉しいですね。今回は中2日で初めてこんなに間隔が詰まっていたので不安はあったんですけど、まったく問題なかったです」と連日の走りに手ごたえは上々。

 地元である小倉バンクには特別な思いが強く「父が競輪好きで、小さい頃からいつも小倉競輪場に連れてきてもらっていて。競輪祭で深谷さんが師匠の金子さんを優勝させたのを生で見て感動して、選手になろうと思った。ここで特昇もできたし、気持ちがいつも以上に入るバンク。しっかり優勝できるように」と思い入れが強いバンクで、決勝戦への意気込みも高い。

 A級決勝戦は11レース(発走予定時刻19時55分)に行われる。別線に影をも踏ませない先行策で、堂々の押し切りを狙う。

及位然斗記者

2022年12月6日 21時36分

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