準決に挑む野崎翼 ~松戸競輪場~

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野崎翼
初日勝利も反省点を整理しながら準決突破を狙う
仲良い同期相手でもバチバチ勝負で

 12月17日から松戸競輪場で行われているF2シリーズ、『第6回¥JOY×プロスポーツC』は初日を終えて、2レースに登場した野崎翼(岐阜・121期)が一旦は高田隼人(千葉・88期)に前に出られたが、赤板で叩き返してそのまま逃げ切った。

 「突っ張るのもありでしたね。初日だから良かったのかもしれないが、ペースを上げないと同期相手ならこのレースではまくられる。雨だったのもあるし、33バンクは7月の前橋以来。今回は松戸バンクについて特徴を調べてきたけど(33バンクは)難しい」。それでも「初日は最低限の競走はできた。自転車も流れた」と状態は問題ないし、初日の反省を生かせば巻き返しは可能だろう。
 
 準決は同期の長谷川飛向(東京・121期)が相手。年齢は長谷川の方が一つ上だが、「よく電話する」と仲が良く今回も前検日の前の日は野崎が長谷川の家に泊まったほど。
それでも2人とも勝負事なのでレースでは遠慮なし。「バチバチでやりますよ。出し惜しみすると駄目なのでしっかりと。(長谷川が一番車の内枠で)突っ張ってくるとは思うが隙はあるし、出るチャンスもあると思う」。同期対決を制した時、また野崎が一皮むけるはずだ。

木村貴宏記者

2022年12月18日 11時42分

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