準決勝は同期の梅崎隆介と激突

　10月25日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪は初日を終えて、1レースに登場した野崎翼は突っ張り先行で堂々押し切り、初参戦の小倉バンクで白星スタートを決めた。

　野崎は名門大阪大学の外国語学部出身でもあるインテリレーサーとして注目されており、自転車経験は大学に入学してからと経験は浅い。前検日に話を伺うと「小さい頃から父に競輪場に連れていってもらっていて、競輪選手への憧れはずっとありました。ただ自分に選手としての素質があるとも思っていなかったとので、中学、高校はずっと勉強していましたね。ただずっと選手への夢はあったし、大学は自転車部があるところを選んでそこから選手へ意識はありました。目標はS級に上がって、師匠とビッグレースで連係することです」と選手を目指した経緯と、今後の目標を教えてくれた。

　初日は若手らしい先行策でポテンシャルの高さを見せたが「ラインで決められなかったのが全て。突っ張り先行は慣れていないし、難しいですね。準決勝はラインで決める仕掛けを意識して」と反省を口にし、準決勝への意気込みを語ってくれた。

　2日目の準決勝は4レース（発走予定時刻21時40分）に登場。同期の梅崎隆介（長崎・121期）を相手に、頭脳を生かした走りで立ち向かう。

• 選手詳細データ

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  野崎翼 選手岐阜・121期